10月10日は日本転倒予防学会が制定する「転倒予防の日」です。
職場での転倒災害は、労働災害で最も多く、近年増加傾向にあります。
転倒災害は、その約6割が休業1か月以上と重症化するものも多く、特に50代以上の女性で多く発生しています。
転倒予防は、女性や高齢者が益々活躍できる社会の実現のためにも、大変重要な課題です。事業場での転倒予防の取組を実施していきましょう。
以下のチェック表を用いて、現在の職場の転倒危険度を振り返る機会としてみてください。
あなたの職場は大丈夫?転倒の危険をチェックしてみましょう!
通路、階段、出口に物を放置していませんか
床の水たまりや氷、油、粉類などは放置せず、その都度取り除いていますか
通路や階段を安全に移動できるように十分な明るさ(照度)が確保されていますか
靴は、すべりにくくちょうど良いサイズのものを選んでいますか
転倒しやすい場所の危険マップを作成し、周知していますか
段差のある箇所や滑りやすい場所などに、注意を促す標識をつけていますか
ポケットに手を入れたまま歩くことを禁止していますか
ストレッチや転倒予防のための運動を取り入れていますか
転倒を予防するための教育を行っていますか
チェックの結果は、いかがでしたか?
問題のあったポイントが改善されれば、きっと作業効率も上がって働きやすい職場になります。どのように改善するか「安全委員会」などで、全員でアイディアを出し合いましょう!
引用:厚生労働省 リーフレット「事業主の皆様へ 安全・安心な職場づくりに取り組みましょう」
参考HP:厚生労働省
提供:株式会社さんぽテラス
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