かかりつけ医は、日常の健康の相談から病気・ケガによる受診や通院など、誰にとっても健康をサポートしてくれる頼もしい存在です。
ですが、いざかかりつけ医を持とうとしても、「どの病院にしたらいいかわからない」「内科のかかりつけ医はいるけれど、眼科はどうしたらいいかわからない」など、お悩みが出てくるかもしれません。
この記事では、自分に合ったかかりつけ医の選び方についてご紹介します。
かかりつけ医を自分で選ぶ
大前提として、かかりつけ医は誰かに決めてもらう必要はありません。自分で選んでよいのです。
「この先生なら優しくて相談しやすい」「家族みんなで通える、家から近い病院がいい」など、人によって選ぶ基準が違います。
自分が信頼して診察を受けることができるかかりつけ医を選びましょう。
かかりつけ医を持つと、ちょっとした不調の相談や飲んでいる薬の相談もできます。持病や病歴などをわかっていてくれるかかりつけ医がいれば、体調が悪いときなども安心できるでしょう。
かかりつけ医は何人いてもよい
医師が専門としている科が違う場合は、それぞれの科にかかりつけ医がいる事もあるでしょう。先生の専門によって、診察してもらえる領域も異なってきます。
例えば、内科の他に眼科にも通院しているという場合には眼科の医師も「かかりつけ医」と言えます。ほかにも外科や歯科など、病気の診療科目は多岐にわたっています。
自分の症状に合わせて、それぞれの科にかかりつけ医がいてもよいのです。
何科の医師でも「かかりつけ医」
一般的に、内科医が「かかりつけ医」であると思われがちです。発熱などちょっとした不調があった場合、みなさんまず内科に行くことが多いですよね。
ですが、どの診療科の医師でも「かかりつけ医」と呼んで問題ありません。通いやすさや、自分の体調・症状などに合わせてかかりつけ医を選択するようにしましょう。
近くの医療機関を調べてみましょう
インターネットのマップアプリを使えば、自宅やオフィスの近くにある病院を簡単に調べられます。試しにちょっと検索してみましょう。
内科・整形外科・眼科・耳鼻科などは、普段からお世話になることが多いはずです。どのあたりにあるか調べ、診療時間や診療曜日が自分のライフスタイルと合うかどうかも確認しておくのがおすすめです。
会社に勤めていると、「土曜日の午前中以外は病院に行けない」といったことも考えられますね。その場合、日曜日も診察している医療機関をかかりつけ医に持っておくと安心です。
かかりつけ医の選び方のまとめ
たくさんいる医師の中から、自分に合ったかかりつけ医を選ぶことは、大変かもしれません。ですが、調子が悪くなったとき、すぐに自分に合う医師が見つかるとも限りません。
普段から自分にとって相談しやすい、困ったときに受診しやすいかかりつけ医を探しておきましょう。
体に不調があるときでも、かかりつけ医がいることで精神的な安心も得られます。
生活の質の向上にも、かかりつけ医は一役買っているのです。
参考資料:厚生労働省 上手な医療のかかり方.jpより
提供:株式会社さんぽテラス
Comments