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認知症


認知症

「認知症」とは、さまざまな脳の病気により、脳の神経細胞の働きが徐々に低下し、認知機能(記憶、判断力など)が低下して、社会生活に支障をきたした状態をいいます。我が国では高齢化の進展とともに、認知症の人も増加しています。



認知症予防


認知症予防

認知症の予防とは、認知症にならないという意味ではなく、認知症になるのを遅らせる、認知症になっても進行を緩やかにするという意味で、「認知症施策推進大綱」に基づいて認知症についての様々な取り組みが進められています。


認知症の多くを占めるアルツハイマー型認知症や血管性認知症は、生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症など)との関連があるとされています。

例えば、バランスの良い食事を心掛けたり、定期的な運動習慣を身に付けたりと、普段からの生活管理が認知症のリスクを下げると考えられています。


「ランセット認知症予防、介入、ケアに関する国際委員会」は、2017年アルツハイマー病協会国際会議において、グローバルな認知症症例の3分の1以上が、個人のリスクに影響を与える生活習慣要因に対処することで予防できる可能性があるとしています。

これらの潜在的に修正可能なリスク要因は、老後だけでなく、人生の多岐にわたる段階で確認されています。



潜在的に修正可能なリスク要因 (ランセット認知症予防、介入、ケアに関する国際委員会より)

2017年に9つのリスク要因が報告されました。その後、2020年には科学的エビデンスに基づいて3つのリスク要因が追加されました。


9つのリスク要因


9つのリスク要因

教育の不足、聴覚障害、高血圧、肥満、喫煙、うつ病、社会的孤立、運動不足、糖尿病


これらの9つのリスク要因を改善することにより発症を遅らせたり、発症を約35%ほど予防する効果が期待できるとしています。


追加された3つのリスクの要因


追加された3つのリスクの要因

過度の飲酒、頭部外傷、大気汚染


これらの3つのリスク要因が追加されました。

認知症に関連するこれらの12のリスク要因を改善することで、発症を遅らせたり、発症を約40%ほど予防する効果が期待できるといわれています。



参考資料:首相官邸HP


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