熱中症予防にいい飲み物は?
熱中症の予防には、暑いところを避けてこまめに水分補給をするというのが一般的ですね。
では、どんなものを飲んだら良いのでしょうか…?
◉スポーツドリンク
![スポーツドリンク](https://static.wixstatic.com/media/cf9425_b7ea096158854eb6ac47f96e010d71f3~mv2.png/v1/fill/w_149,h_420,al_c,q_85,blur_3,enc_auto/cf9425_b7ea096158854eb6ac47f96e010d71f3~mv2.png)
外での仕事やスポーツをする人など、汗を多くかく人にはスポーツドリンクが良いでしょう。ナトリウム濃度が人間の血液に近いので、水分とナトリウムを素早く補給することができます。
ただし、かなりの量の糖分を含んでいるので飲み過ぎには注意です。
◉麦茶
![麦茶](https://static.wixstatic.com/media/cf9425_4ce86a1bc2504583afe4f2ff227e77ea~mv2.png/v1/fill/w_131,h_426,al_c,q_85,blur_3,enc_auto/cf9425_4ce86a1bc2504583afe4f2ff227e77ea~mv2.png)
デスクワークメインであまり多くの汗をかかない人は、水や麦茶・黒豆茶などのノンカフェイン飲料がオススメです。とくに、麦茶は多くのミネラルを含み、夏の飲み物としては最適です。
ただし、お茶の中にはカフェインが含まれているものもあるので商品パッケージをよく見て選びましょう
*カフェインは熱中症には逆効果です
◉炭酸水
![炭酸水](https://static.wixstatic.com/media/cf9425_70581c17140a4197993ec46938620df4~mv2.png/v1/fill/w_156,h_417,al_c,q_85,blur_3,enc_auto/cf9425_70581c17140a4197993ec46938620df4~mv2.png)
コーラやサイダーなどの炭酸飲料は糖分を多く含むので不向きですが、炭酸自体は熱中症対策に効果的です。炭酸は身体に入ると血管を広げて血行を良くするので、腸へスムーズに水分を運び吸収を促します。
◉経口補水液
![経口補水液](https://static.wixstatic.com/media/cf9425_de64f8c4876e43f1b5c3725d801c7f33~mv2.png/v1/fill/w_144,h_414,al_c,q_85,blur_3,enc_auto/cf9425_de64f8c4876e43f1b5c3725d801c7f33~mv2.png)
めまいやけいれん・頭痛や吐き気など、熱中症の症状があるときには経口補水液で水分補給しましょう。スポーツドリンクよりも早くエネルギー補給できるので、熱中症症状には最も適しています。
*水分補給をしても症状が改善されないときや、症状のひどい場合にはすぐに病院へ行きましょう。
熱中症予防にいい食べ物は?
疲労や寝不足があると熱中症になりやすいので、疲れない体を作っておくことが大切です。
①カリウムを多く含む食べ物
![カリウムを多く含む食べ物](https://static.wixstatic.com/media/cf9425_d12baea748184c538be37fe96993e0d8~mv2.png/v1/fill/w_105,h_43,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/cf9425_d12baea748184c538be37fe96993e0d8~mv2.png)
血圧を一定に保つ効果が期待できます
野菜、海藻、バナナ、アボカド、いも類、ナッツ
②ビタミンB1を多く含む食べ物
![ビタミンB1を多く含む食べ物](https://static.wixstatic.com/media/cf9425_614da557626f4e15833e98be8f30abb5~mv2.png/v1/fill/w_96,h_38,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/cf9425_614da557626f4e15833e98be8f30abb5~mv2.png)
糖質を分解してエネルギーを生み出し、疲れた体を回復させます
豚肉、レバー、玄米、胚芽米、ウナギ、大豆
③クエン酸を多く含む食べ物
疲労の原因物質「乳酸」の発生を抑制するはたらきがあります
柑橘類、梅干し
④マグネシウムを多く含む食べ物
夏場は汗とともに体外に排出されやすい
アーモンド、大豆、のり、干しエビ、乾燥わかめなどの乾物
⑤ナトリウム
体内の水分を調整し、筋肉や神経を正常に動かします
日本人は塩分を摂りすぎているので、普段の生活で不足することはありません。汗を多くかいたときには0.1~0.2%の塩分を含む水分を摂ることで、効率よく体内に取り戻せます。
提供:株式会社さんぽテラス