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熱中症クールワークキャンペーン

厚生労働省では、毎年5月〜9月に「STOP! 熱中症 クールワークキャンペーン」を開催しています。


熱中症クールワークキャンペーン

7月はクールワークキャンペーンの重点取り組み期間です。

職場での熱中症によって、令和4年度は約30人もの方が亡くなり、約800人以上の方が4日以上仕事を休んでいます。


熱中症予防には、熱中症についての知識を持ち、正しい対策をとることが大切です。


この記事では、職場の管理者や従業員が熱中症対策としてすべきことをご説明します。



クールワークキャンペーン期間(5月〜9月)にすべきこと


まずはじめに、暑さ指数を確認する習慣をつけましょう。


暑さ指数(WBGT)とは、人体と外気との熱のやりとりに着目した指標です。

人体に与える影響の大きい「湿度」「日射・輻射などの熱環境」「気温」の3点を取り入れて計算されています。


全国の暑さ指数は、下記環境省のサイトで確認することができます。


暑さ指数が高くなればなるほど、熱中症の危険度も上がってきます。

暑い労働環境で働く場合は、暑さ指数を確認しておくことをおすすめします。


その他、具体的には下記のような熱中症対策をしてみましょう。


  • 涼しい休憩場所の整備

  • 通気性の高い服装

  • 暑い時間帯の作業時間短縮

  • 暑い環境に徐々に慣らす

  • 水分塩分の定期的な摂取

  • 日常の健康管理

  • 作業中の労働者の健康状態の確認



重点取組期間(7月)にすべきこと


特に急に気温が高くなる7月は、まだ暑さに慣れていない人が多いため、熱中症で倒れる人も多くなる傾向があります。


7月に特にすべきこととしては、上であげたような熱中症対策が本当にできているのか、確認しておきましょう。


重点取組期間(7月)にすべきこと

熱中症対策を習慣化することはとても大切です。

今一度熱中症対策を振り返る必要があるのです。


特に、熱中症が疑われる人への対応も必要になります。

少しでも本人や周りが異変を感じたら、必ず一旦作業を離れて涼しい場所で休憩させましょう。


休憩しても体調が戻らない場合は、ためらわず医療機関へ連れて行ってください。

もし意識障害がある場合は、迷わず救急車を呼んでください。


日頃から従業員の状態をよく観察しておくことが管理者には求められます。

職場での災害を起こさないためにも、熱中症対策を徹底しましょう。



まとめ


地球温暖化が進み、真夏日や猛暑日はなくならないのが現状です。

熱中症患者の数も正しく対策しなければ減ることはないでしょう。


職場の管理者が熱中症対策をすることも大切ですが、働く従業員の方々も熱中症についての知識が必要です。


知識を持ち、対策をすることで熱中症を予防できます

自分たちが働いている環境の暑さ指数を把握し、指数に応じた熱中症対策を徹底しましょう。



参考資料:厚生労働省 STOP! 熱中症 クールワークキャンペーン


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