春のあたたかな日が続くこの頃、気持ちの良い気候に誘われてついついあくびが出てしまう……という方もいるのではないでしょうか。
まさに「春眠暁を覚えず」ですね。
日頃からしっかりとした睡眠をとることは、毎日を健康に過ごすためにかかせないものです。
ここでは「春の睡眠の日」と快適な睡眠についてご紹介します。
春の睡眠の日
毎年3月18日は「春の睡眠の日」です。睡眠による健康への意識を高めることを目的とし、3月11日〜25日までは「健康睡眠週間」としてさまざまな啓発イベントが開催されています。
総務省の「社会生活基本調査」によると、日本人の平均の睡眠時間は7時間42分で、過去20年にわたって減少し続けています。
特に40代・50代の働き盛りでは、平均睡眠時間は7時間ほどしかありません。世界的に見ても日本人の睡眠時間は最も少ないとも言われています。
お休みの日にいつもより長く寝ることで、睡眠の帳尻を合わせた経験をお持ちの方もいらっしゃると思います。短い睡眠時間でなんとか平日を乗り越えたとしても、週末の寝だめがやめられないのであれば、睡眠不足におちいっていると言えるでしょう。
睡眠環境を整えよう
そうはいってもなかなか睡眠時間の確保が難しい場合、睡眠の質をあげることからはじめてみましょう。
自分に合った高さの枕や、硬すぎず柔らかすぎない敷布団・マットレス、保温性、吸・放湿性のある掛布団など、寝床の環境はとても大切です。
寝床の中の温度は33℃、湿度50%前後が良いとされています。日中に換気をしたり、乾燥する冬は加湿器を使うなどして調整するのもおすすめです。
まとめ
快適な睡眠についてご紹介してきました。
私たちは人生の1/3を寝て過ごします。健やかな睡眠があってこそ、私たちは起きている時間を健康に楽しく過ごすことができるのです。
意識のない時間帯だからといって睡眠をおろそかにせず、快適な睡眠をとれるように工夫してみましょう。
出典:e-ヘルスネット 健やかな眠りの意義
提供:株式会社さんぽテラス
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