インフルエンザの感染力は非常に強く、日本では毎年約1千万人、 約10人に1人が感染しています。 インフルエンザから一人ひとりを守るためには、 まず、インフルエンザそのものを良く知ることが必要です。
Q1:風邪とインフルエンザの違いは?
【風邪】
鼻水やのどの痛みなどの局所症状。一年を通して罹患する。
【インフルエンザ】
38℃以上の発熱やせき、のどの痛み、 全身の倦怠感や関節の痛みなどの全身症状。
主に1~2月に流行のピーク
Q2:インフルエンザはどうやってうつる?
主に、飛沫感染と接触感染の2種類があります。
飛沫感染は、感染した人がせきをすることで飛んだ飛沫に含まれるウイルスを、別の人が口や鼻から吸い込んでしまい、ウイルスが体内に入り込むことです。
感染した人がせきを手で押さえた後にドアノブなどに触れると、その触れた場所にウイルスを含んだ飛沫が付着することがあります。
その場所に別の人が手で触れ、さらにその手で鼻、口に再び触れることにより、粘膜などを 通じてウイルスが体内に入り感染します。
これを接触感染といいます。
Q3:インフルエンザの予防は?
飛沫感染、接触感染といった感染経路を断つことが大事です。
外出から帰ったら、手洗いうがいを心がけましょう。アルコールを含んだ消毒液で手を消毒するのも効果的です。
栄養と睡眠を十分にとり、抵抗力を高めるなど、普段からの健康管理も大切です。
予防接種も重要ですが、予防接種をしたからといって、必ずかからないわけではありません。発症する可能性を減らし、もし発症しても重い症状になるのを防ぎます。
※出典:厚生労働省、啓発ツール インフルエンザ一問一答 みんなで知って、みんなで注意!
提供:株式会社さんぽテラス